社会開発棟の改修工事始まる
こひつじの家


内容
 2002年(平成14年)秋から翌年の春にかけて行われた,名古屋工業大学(名工大)社会開発工学科棟(24号館)改修工事の様子を紹介します。このページは改修前の解体作業などが中心です。写真をクリックすると640×480ピクセル程度の画像が見られます。使用したカメラはミノルタのDiMAGE 7iです。


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2002年11月1日(金)

正門に近い方から見た社会開発本棟(24号館)。左の建物は構造実験室
工事をするために樹木の枝は短く剪定されていた。

2号館の前から見た24号館。駆体を残しての解体が始まっている。

材料実験室−2を北東の方から見た。

教養キャンパスの方から見た社会開発棟。手前の低い建物が材料実験室−2で,その後方は4階建ての本棟。左の建物は1号館。
2002年11月4日(月)

改修のための解体が行われている本棟を,正門に近い南西の方から見た。

取り壊す壁には赤い×印が付けてある。庇も取り壊してしまうようだ。

ひとつの部屋をアップ。天井の石膏ボードは取り壊されて木組が見えている。
24号館は名古屋工業大学(名工大)の建物の中でも珍しい鉄サッシだった。

24号館(社会開発棟)玄関の柱にある「土木工学科,建築学科」という旧学科の銘板。

玄関付近の様子。鉄サッシも破壊されている。

玄関よりも東側では,西側よりも解体が進んでいる。

東端には足場が組んであり,垂直梯子が取り付けられていた。
窓にブラインドだけが残っているのが,なんとなく不気味。

東側から見た社会開発棟。

本棟の西端部。ここから西にも北にも増築できるように鉄筋が出してあるようだ。

右に見えるのが本棟の西端部で,中央は蔦〈ツタ〉に被われた構造実験室。左は別棟の25号館。25号館はアルミサッシを使用してある。

構造実験室の北側の壁も一面に蔦〈ツタ〉に被われている。実験室の建物は鉄骨構造,波板スレート壁となっている。右の建物は25号館。

構造実験室の内部を北側の窓から見た。

これはすごい!なんとも異様な光景だ。
右に見える構造実験室のすぐ東隣には音響実験室があって,共に蔦〈ツタ〉に被われている。
工事が始まっていて道は掘り返されている。

少し建物に接近して撮影。奥に見える本棟にも蔦〈ツタ〉が張り付いている。
本棟の3階以上は工事用のシートで被ってあった。

蔦〈ツタ〉に被われた建物が並ぶ異様な光景を,少し角度を変えて撮影。

本棟では,張り付いた蔦〈ツタ〉を取り払う作業が行われていた。左手の2階の窓から垂れ下がっているように見える蔦は,取り払われて上から降ろされていたもの。
左の建物は音響実験室

本棟に張り付いている蔦〈ツタ〉。手前にある四角いコンクリートに囲まれた部分には深さ数十センチほどの水がたまっていた。

上の場所の右手の方には,ショウケースのようなものが放置してあった。

同じ場所から北の方に目をやると,正面に材料実験室−1(コンクリート実験室)が見える。右手は音響実験室
オレンジ色の物は工事用のパワーシャベル。

本棟の南北に伸びる部分と西側にある音響実験室との間には屋根が設けてある。しかし屋根は朽ち,ドアは錆ていた。

本棟と音響実験室を結ぶ通路から南の方を見た。右の壁は音響実験室。

音響実験室のある建物に入って西の方を見た。金庫のような分厚い扉の奥が実験室。

東側の少し小さ目の音響実験室にある扉。立っている人と比べると扉の厚さがよくわかる。
実験室に入って手を叩いたら,しばらく残響が続いていた。

音響実験室付近から本棟に入ったところ。左の部屋は第二水理実験室。廊下を正面の方に進むと玄関があり,後方に進むといくつかの実験室がある。廊下の床は玄関から奥へ進むに従って下がっている。廊下はかなり暗い。

玄関のあたりに来た。

数少ない貴重な女子トイレがある。

玄関から西の方には建築系の部屋があった。

土木系事務室があった部屋。

土木系事務室の表札。

玄関から東の方には土木系の部屋があった。電灯が消えているのでかなり薄暗い。

建築系の部屋の案内図。職員の名札が残っている。

土木系の研究室の移転先を示す案内図。建物の改修工事が終了するまで,社会開発の研究室などは17号館(電気情報工学科2棟)に移っている。

水理実験室と造波機。

大きな引っ張り試験機がある材料実験室−2

材料実験室−2には解体された配管などが積んであった。後方は引っ張り試験機。

正門近くに掲げてあった「建築計画の概要」。改修工事ではなくて増築になってる!
名古屋工業大学の正式な住所は「昭和区御器所町字木市29-1」なのかなあ。こんなの初めて見たよ。

構造実験室西側の壁に貼ってあった「工事のお知らせ」
赤線は工事用フェンスを示している。

本棟南西端付近のフェンスに掲げてあった工事票。「鉄骨製作」って書いてあるから,どうやら建物を鉄骨で補強するらしい。
2002年11月11日(月)

正門に近い南西方向から見た工事の様子。工事用フェンスの入口には,
名古屋工業大学24号館改修工事
施工 栄興建設株式会社

と書いた看板がある。

本棟南西部。窓の鉄サッシがひん曲がっている。
植え込みはなくなって,整地されていた。

本棟正面玄関付近。「土木工学科 建築学科」と書いてある銘板は,残しておくように目立つ印が付けてあった。

本棟西の方は工事用シートで被われていた。これからしばらく,工事の様子がよく見られないかもしれない。

本棟などを北東の方から見た。こちら側もシートで被われている。
左の屋根の低い部分は水理実験室
2002年11月13日(水)

紅葉と改修工事中の本棟。左の建物は名古屋大学附属病院。

本棟の屋上南西部にある構造物。この付近はあまり解体されていない。

本棟屋上の塔屋を1号館の非常階段5階から見た。塔屋の北側に蔦〈ツタ〉が張り付いているのがわかる。

左から水理実験室材料実験室−3材料実験室−2。材料実験室−3の屋上南西部には草が生えている。これも1号館の非常階段5階から見た。
2002年11月14日(木)

完成図と思われるものが,工事用フェンス南西の方に掲げてあった。
これを見るかぎり11号館(旧機械工学科棟)のように外観がすっかり変わってしまうほど大胆な改修は行われないようだ。
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