最終更新:2010-01-01
カテナリ吊架式架線
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カテナリ吊架式架線
カテナリ吊架式架線《かてなりちょうかしきかせん》
カテナリちょう架式架線
catenary system
トロリー線を,
吊架線から長さの異なるいくつかの
ハンガーで吊った構造の
架線。[比較的単純な構造である]/[
直接吊架式架線に比べて,トロリー線の上下のうねりが小さくトロリー線が適度な弾性を持つために離線が少ない]
などの理由で架線として最も多く用いられている。
カテナリ吊架式架線には,
シンプルカテナリ/
ダブルシンプルカテナリ/
コンパウンドカテナリ/ヘビーシンプルカテナリ/ヘビーコンパウンドカテナリなど,いくつかの種類がある。
写真はシンプルカテナリ
(東海道線稲沢駅で
2008年12月撮影)。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)112
鉄道工学ハンドブック(久保田博著 グランプリ出版 1995-09)120