曲線制限速度《きょくせんせいげんそくど》
　permitted speed on curves／curve speed limit
　列車が曲線部を走行するとき，遠心力によって曲線(カーブ)の外側に倒されるような力を受けるので，速度を制限する必要がある。JRはカントなしの曲線半径R[m]を走行する列車の制限速度V[km/h]を本則として ，在来線でV＝3.5√R，新幹線でV＝4.8√Rによって設定している。ただし高性能車両や振子式車両については，さらに速い速度を設定する場合がある。
　参考：速度制限標識

鉄道技術用語辞典（鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12）164
鉄道用語事典（久保田博著 グランプリ出版 1996-04）58