最終更新:2009-12-20
自己操舵台車
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自己操舵台車
自己操舵台車《じこそうだだいしゃ》
self-steering bogie/self-steering truck/radial truck
カーブにさしかかった時に車軸の向きを変え,車軸が
レールに対して常に垂直になるような機構を備えた
台車。
[ラジアル台車]
ともいわれる。通常の台車は
車軸は
台車枠に対して垂直方向に固定されているため,カーブを走行するときに車軸がレールに対して垂直にはならない。そのために走行抵抗が増加し,車輪の摩耗も大きくなる。
自己操舵台車は
JR東海の
383
系
電車に初めて採用された。
写真はモハ
383形電車の
制限振子式
自己操舵台車(名古屋駅で2003年1月撮影)。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)273
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)95