スラブ軌道《すらぶきどう》
　slab track
　コンクリート製の平面板(スラブ)をコンクリート路盤上にセメントとアスファルトの混合モルタルを介して設置し，レールを軌道パッドを介してスラブ上に敷設する構造の軌道。バラスト道床を用いた軌道に比べて保守作業が大幅に軽減され，道床が軽いので，高架橋部分に用いた場合に高架橋の負担が少なくてすむ。ただし騒音に関してはバラスト道床を用いた軌道に劣る。スラブ軌道は山陽新幹線以降の新幹線に多く採用されている。

鉄道用語事典（久保田博著 グランプリ出版 1996-04）135
鉄道技術用語辞典（鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12）365
詳細 鉄道用語辞典（高橋政士編 山海堂 2006-05）250