こひつじの家ロゴ
最終更新:2009-12-20
スパン
鉄道用語

トップページ鉄道用語の部屋「す・ず」ではじまる鉄道用語 > スパン
スパン
 span
 橋梁架線などの支点間の距離。[径間]ともいわれる。
橋梁スパン
 橋桁を支えている支点間の距離。ただし橋梁の構造などによっては支点を定義しにくい場合もあり,橋桁の長さや橋台(橋脚)の内側間の距離をスパンということもある。スパンをどれだけ長くできるかどうかは橋梁の構造や橋桁の材料などによって決まり,コンクリート橋ではRC構造で25m,PC構造で50m,[トラス構造]鋼橋ではで数百メートル,[吊橋]では2km程度が可能となっている。
架線スパン
 吊架線を支持している支点間の距離。多くの場合は電柱間の距離となる。線路が直線のところでは長くすることができるが,国内では45〜50mが標準になっている。曲線のところではこれよりも短くなる。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)361
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)133
鉄道施設がわかる本(坂本衛著 山海堂 2004-02)90