最終更新:2016-04-21
スタート:2016-04-02
光堂川・光堂橋
近隣探訪「稲沢の橋」
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橋の名称光堂橋 ひかりどうはし
河川等の名称 光堂川
完成年月(昭和43年)1968年3月 改築
築年数最新の写真を撮影したときにおける47年
訪問日2015年4月15日,2016年4月5日
上流の橋川端橋
下流の橋西島団地北の小橋

 光堂橋は,県道133号線「稲沢祖父江線」が通っている橋です。道路は2車線で,両側に非常に狭いフラット形式の歩道車道との間に高低差がなく高さ15cm(標準)の縁石で仕切った歩道があります。欄干らんかんの代わりに手摺てすり付のガードレールが設置してあるので簡易的な橋に見えますが,石板に文字を彫り込んだ立派な橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートが埋め込んであります。
 1957年に撮影された国土地理院の航空写真によると,この橋の上流は田中の廃橋まで,下流は中野橋まで,橋がなかったようです。
 橋名板は地覆じふく橋の両側の少し高くなったところで,縁石ともいいます。の四隅にあって,西から見て右側が「光堂橋」で左側が「光堂川」,東から見て左側が「ひかりどうかわ」で右側が「昭和43年3月改築」と,それぞれ横書で書いてあります。

光堂橋付近の地図 Mapion(2016年)より
 光堂橋付近の地図 Mapion(2016年)より
上流から見た光堂橋
 上流から見た光堂橋です。欄干らんかんの代わりに手摺てすり付のガードレールが設置してあります。↓2016-04-05

下流から見た光堂橋
 下流から見ています。2本のパイプのようのものが見えますが,いろいろなものが,光堂川に流れ込んでくるようです。

光堂橋に西から近づく
光堂橋に西から近づく
 西の方から橋に近づいたところです。歩道がありますが,非常に狭くて,自転車の走行にはふさわしくありません。

東から見た光堂橋
 東の方から見ています。

光堂橋の下流側
 橋の下流側です。ガードレールのさびが目立ちます。「二級河川 光堂川 Kodo Riv. 愛知県」と表示された道路標識があって,「光堂」は「こうどう」とよんでいます。

光堂橋の橋名板
 石板に文字を彫り込んだ橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートが,地覆じふく橋の両側の少し高くなったところで,縁石ともいいます。の上に,このようなかたちで埋め込んであります。強い衝撃を受けたようで,割れています。↓2015-04-15

光堂橋のめずらしい橋名板
 ひらがなの橋名板は,一般に橋名が書いてありますが,この橋の場合は例外で,川の名前が書いてあります。しかも標識とは読み方が異なっていて「光堂」は「ひかりどう」です。上流にも光堂橋がありますが,読み方は「ひかりどうはし」で,この橋の場合と一致しています。おそらく昔は「ひかりどう」と言っていたと思われます。なぜそれが「こうどう」とよぶようになったか,調べてみる価値がありそうです。

光堂橋から見た上流
 橋の上から上流を眺めた光景です。川端橋が見えます。↓2016-04-05

光堂橋から見た下流
 下流です。橋の先で,川が少しカーブしています。堤防にポツンと取り残されたように2本の桜の木が並んでいますが,ちょうど満開でした。

満開のサクラと光堂橋
 満開のサクラと光堂橋です。