幹矢橋は,新幹線に沿った道路が通っている橋です。この道路は新幹線建設用に造られ,新幹線開通後はしばらく放置されていましたが,その後道路として整備されたものです。この道路が通るいくつかの橋には,「幹」の字がつくという共通点があります。「矢」は
矢合町の矢です。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは
欄干の4隅に取り付けられていて,東から見て左側に「幹矢橋」,右側に「三宅川」,西から見て左側に「かんやはし」,右側に「昭和四十五年三月」と,それぞれ縦書で書いてあります。
幹矢橋付近の地図 Mapion(2016年)より
上流にある新幹線の「第3三宅川
橋梁」の下から見た幹矢橋です。三宅川に架かる多くの橋はやや上向きに反っていますが,この橋は直線です。↓2016-02-19
下流から見ています。
東の方から見ています。橋と道路がやや斜めに交叉しているため,上流側と下流側の
欄干がずれていることがわかります。道路は橋のところで少し高くなっています。
第二幹矢橋にあったセンターラインはなく,非常に狭い路側帯があります。
西の方から見ています。左手に新幹線の高架橋が平行していますが,道路との間には生垣があります。
上流側の欄干です。欄干端部の形は異なりますが,同時に架設したと思われる
幹平橋と似ています。高さも75cmと,同じです。
下流側の欄干ですが,
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートがはめ込んである位置が異なります。↓2015-06-02
橋の上から眺めた上流です。新幹線の橋梁に圧倒されそうになりますが,その向こうに
国分橋がやや低い位置に見えます。
橋の下流には田園地帯が広がっています。