多加木橋は,地元で「岐阜街道」とよばれている県道190号線が通っている橋です。大江川と県道が非常に小さな角度で交差しているため,川筋を2箇所で曲げて橋の下を通しています。橋は橋脚がある鉄筋コンクリート製ですが,両側に鋼鉄製の歩道橋が増設されています。上流の森本橋から続いていた川沿の遊歩道はこの橋で一旦終了し,次は
子生和橋からになります。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは,下流側の
親柱欄干の両端にある柱だけに設置されていて,北から見て右側に万葉仮名を交じえて「たかきはし」,南から見て左側に「大江川」と,それぞれ横書で書いてあります。上流側の親柱は,橋の改修時にでも取り換えられたようで,橋名板がありません。
多加木橋付近の地図 Mapion(2016年)より
上流から川沿に続いてきた遊歩道から見た多加木橋です。大江川は橋上を通る県道と100メートルほど並んでいましたが,ここで右にカーブして橋の下をくぐります。橋は一見すると鋼橋のようですが,見えている歩道橋で,本体は橋脚がある鉄筋コンクリート製です。↓2016-03-22
右に見える遊歩道から橋のたもとに来たところです。コンクリート製欄干の外側に歩道があります。歩道は増設されたものと思われます。
橋の上から上流を見ています。道路に沿っていた川がカーブして橋の下をくぐる様子がよくわかります。
北の方から橋を見ています。橋の手前の歩道ですが,外側のコンクリート床の部分は川の上に張り出しています。川は橋の下を斜めに流れているため,上流側と下流側の欄干が,かなりずれています。
道路を横断して,橋の下流側を見ています。この橋から下流の大江川には遊歩道がなく,特に右岸は,このように草が生えた土手となっています。
下流側の
親柱欄干の両端にある柱と
欄干です。親柱は上流側に比べて幅が広く,
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートが取り付けてあります。
橋を下流から見ています。
橋の上から見た下流です。普通の河川とは
河床の形が違います。
南の方から橋を見ています。