この歩道橋は,東海道線の貨物線用
橋梁 に沿って造られた歩道橋で,コンクリート製のアーチ橋という,ちょっと珍しく,美しいスタイルの橋でもあります。かつて稲沢操車場や稲沢機関区があったころに架設した橋だと思われますが,現在はこれといった道もなく,橋上もその周辺も草が生えています。しかしまったく利用されていないことはないようようです。この歩道橋があるところは一宮市です。
アーチ橋の歩道橋付近の地図 Mapion(2016年)より
南の方から歩道橋に近づいたところです。舗装された道がなくなったところから,人が歩いてできたような上り坂の小径が,橋の方へ続いています。↓2016-03-22
歩道橋の側面を見ると,コンクリート製のアーチ橋であることがわかります。
歩道橋の上にも土があって,草が生えています。橋の幅は2メートルもないほどです。
歩道橋のすぐ下流側には鉄道用の橋が並んでいて,稲沢線とよばれている貨物線の上り線と東海道線が通っています。ケーブルを渡すための細い橋もありますが,使われていないようです。
歩道橋を,下流側から見たところです。
歩道橋の上から上流を見たところです。普通の河川とは
河床の形が違います。すぐ近くを名神高速道路が通っています。
歩道橋を渡った方にはフェンスがないので,橋の側面をよく見ることができます。
歩道橋の北の方です。右下の方に鉄道用地の境界におかれる
用地界標があることからも,この橋は鉄道に関係がありそうです。