菱形パンタグラフ《ひしがたぱんたぐらふ》
　ひし形パンタグラフ
　diamond type pantograph
　上昇している姿を横から見ると菱形をしている，古くからあるごく普通のパンタグラフ。菱形パンタグラフは，占有面積が大きい／重い：風圧抵抗が大きいなどの欠点があり，新しく作られる車両はシングルアームパンタグラフか下枠交差形パンタグラフが装備されるようになった。やや古い車両の菱形パンタグラフがシングルアームパンタグラフなどに取り換えられてしまう場合もある。菱形パンタグラフは，2005年以降，日本国内では製作されていない^*。
　写真はクモハ211形電車の菱形パンタグラフ(JR名古屋駅で2000年9月撮影)

鉄道技術用語辞典（鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12）591
電車観察学（石本祐吉著 アグネ技術センター 2004-07）13
詳細 鉄道用語辞典（高橋政士編 山海堂 2006-05）405^*

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