最終更新:2009-12-15
無閉塞運転/無閉そく運転
鉄道用語
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無閉塞運転/無閉そく運転
無閉塞運転/無閉そく運転《むへいそくうんてん》
non-blocking operation
閉塞信号機が
停止信号を
現示しているときには,
列車はその
閉塞信号機の手前で停止しなくてはいけないが,[1
分経過しても
停止信号から変わらない場合には,前を見通せる範囲内に停止することができる
15
km/h
以下のごくゆっくりした速度で,
信号機の
内方に進入することができる]
という運転規則。
無閉塞運転による事故がたびたび発生しているので,鉄道事業者によっては
無閉塞運転を禁止し,代わって
運転指令からの指示を受けながら運転する
[閉塞指示運転]
を採用している。
写真は中央線鶴舞駅にさしかかるところに掲げられていた,
[無閉そく禁止]
の看板。鶴舞駅は
閉塞区間に設置されている
駅であるため,
駅構内での
無閉塞運転が禁止されていることを明確に示すために設置された
(1999年6月)。
参考:
閉塞,
閉塞信号機識別標識
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)687
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)483