最終更新:2009-12-13
踏切警報機
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踏切警報機
踏切警報機《ふみきりけいほうき》
level crossing alarm
踏切を渡ろうとする道路通行者に,
列車等の接近を警報する
踏切保安装置。
踏切警標,
踏切警報灯/音響発生器/列車進行方向指示器などが,黄色と黒の縞模様に塗ってある
[警報柱]
とよばれる支柱に設置されている。
踏切制御子などから送られてきた電気信号によってコントロールされ,
列車等が接近してきたときから通りすぎるまで,光と音によって警報する。音響発生器として,古くは電気的に鐘を叩く電鐘《でんしょう》が用いられたが,現在はほとんどの
踏切警報機がスピーカーから電子音を流している。
左の写真は東海道線清洲−稲沢間の
踏切にある
踏切警報機。
踏切には
線路が
5
本通っていて
鉄道も道路も交通量が多いためか,
踏切警報機は道路の両側に設置されている。この付近の
JRの踏切には
[視線誘導標]
とよばれる反射板が設置されている
(2009年3月)。
右の写真は名鉄名古屋本線国府宮−島氏永間の
踏切にある
踏切警報機。名鉄の踏切では方向指示器が
踏切の内側を向いているので,道路通行者は
線路の反対側に設置されている方向指示器を見なければならない
(2008年12月)。
参考:
踏切警報時間,
遮断機
鉄道信号保安用語(JISE3013 2001)6006
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)623
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)434
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)249
鉄道施設がわかる本(坂本衛著 山海堂 2004-02)105