最終更新:2009-12-23
特殊信号発光機
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特殊信号発光機
特殊信号発光機《とくしゅしんごうはっこうき》
obstruction warning indicator
踏切支障があったとき,
ホームの非常停止ボタンが押されたとき,雨量計/風速計などの計測値が規定値に達したとき,落石警報装置が作動したときなどの緊急時に
発光信号を
現示する装置。五角形の板に設置された
5
つの赤色灯が
2
つずつ点灯しながら毎秒約
1
回転の速さで左に旋回する回転型と,赤色
LEDが毎秒約
8
回の点滅を続ける点滅型などがある。
左の写真は東海道線の稲沢市内の踏切に設置されている回転型の
特殊信号発光機(2008年12月)。
中央の
2
つの写真は
JR飯田線長山駅近くの踏切で強風のために
遮断機の棹が架線にひっかかったときに
現示していた
発光信号(1999年3月)。
右の写真は
非常停止ボタンが押されたときに作動する,点滅型の
特殊信号発光機。[非常通報灯]
と書かれている(東海道線清洲駅で2003年9月撮影)。
鉄道信号保安用語(JISE3013 2001)2050
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)355
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)220
鉄道ピクトリアル(鉄道図書刊行会 1998-07)46