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内容 : | 関西本線(関西線)の概要と歴史.名古屋付近を中心に. |
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関西本線のあらまし(名古屋付近を中心に) 関西本線は名古屋駅と大阪市内のJR難波〈なんば〉駅を結ぶ174.9kmの路線であるが,名古屋−亀山間59.9kmはJR東海,亀山−JR難波間115.0kmはJR西日本が所有していて,列車の運行も名古屋側と大阪側はほとんど独立している。そして現在のところ名古屋−奈良間を結ぶディーゼル急行「かすが」がだけが両線を直行する列車として残っている。 電化は名古屋側は亀山までの全部,大阪側は加茂まで54kmについて,複線化は名古屋側は約20kmと全体の1/3ほど,大阪側は木津までの48kmについて行われている。比較的山間部の亀山−加茂間は単線非電化路線である。 名古屋側はほとんど平野を通っているために起伏は少なく,トンネルもないが,木曽川,長良川,揖斐川という大きな河川を渡るために長い鉄橋がある。また地盤の低い地域も通っていて,特に海抜-0.93mの弥富駅は,地下駅を除いて日本で最も低い駅である。 名古屋側の列車は,名古屋−亀山間,名古屋−四日市間に213系電車による普通が運行されているほか,名古屋−鳥羽間,名古屋−伊勢市間にキハ75による快速「みえ」が1時間に1本ほど運行されている。また名古屋−紀伊勝浦間にキハ85系によるディーゼル特急「ワイドビュー南紀」が1日に4本運行されている。「みえ」や「南紀」は河原田から紀勢本線の津までを第三セクタの伊勢鉄道の線路を走行する。なお亀山から西はJR西日本の気動車キハ120による普通列車が運行されている。 名古屋側は,弥富−桑名間,朝明信号場−富田間,富田浜−四日市間,南四日市−伊勢鉄道分岐点までが複線で,名古屋−河原田間の設定最高速度は120km/h,河原田−亀山間は95km/hとなっている。 大阪側の関西線は大和路線という愛称が付けられている。
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関西本線の生い立ち
1889(明治22)
1890(明治23)
1892(明治25)
1895(明治28) ]
1899(明治32)
1900(明治33)
1907(明治40)
1973(昭和48)
1982(昭和57)
1984(昭和59)
1988(昭和63)
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