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最終更新:2009-12-20
三線軌道
鉄道用語

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三線軌道《さんせんきどう》
 three-rail track
 2種類の軌間に対応させるために3本のレールが設置された軌道。3本のうちの1本は共通に使用する。[三線軌条]ともいわれる。
 秋田新幹線在来線の奥羽本線が線路を供用している神宮寺−峰吉川間(約12km),箱根登山鉄道と小田急が線路を供用している入生田《いりゅうだ》−箱根湯本間(約2km),京浜急行の本線と逗子線が線路を供用している金沢八景−神武寺間(約4km)などに存在する(2008年12月現在)。いずれも標準軌狭軌(1,067mm)の組み合わせである。
三線軌道の踏切  写真は新幹線と在来線が通る,三線軌道踏切(JR浜松工場の東側で2009年7月撮影)。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)258
写真で綴る線路のはなし(石本祐吉著 アグネ叢書 1996)84